旅ガイド

【列車で楽々!子連れマレーシア旅ガイド】②バタワースからイポーへ

マレーシアの列車は安くて快適なので、子連れ旅におすすめです。

この記事では、バタワースからイポーまで列車移動した内容についてまとめました。

これから旅行する方のお役に立てば嬉しいです。

他のマレーシア列車旅については、こちら▼

【列車で楽々!子連れマレーシア旅ガイド】①パダンべサールからバタワースへタイから国際列車で国境を越えて、さらにバタワースまで向かいます。 国際列車の国境越えについて、詳しくはこちらをご覧ください▼ ...

各交通手段のターミナル「バタワース駅」

バタワース駅の詳細については、こちらをご覧ください。

鉄道、フェリー、バスのターミナル駅で、ショッピングモールに直結。とても便利な場所です。

 

チケット料金

バタワースからイポーまでは、2種類の列車が運行しています。

  • Komuter(コミューター)
    普通列車で本数が多い。値段が安い。乗車時間2時間。
  • ETS
    全席指定で本数が少ない。値段は高い。乗車時間1時間40分。

【バタワース→イポー 料金表】

Komuter Gold Platinum
大人 RM12.8
(413円)
RM34
(1,098円)
RM43
(1,324円)
子ども RM6.4
(207円)
RM17
(549円)
RM21.5
(694円)

※ ETSは「Gold」と「Platinum」のグレードがある
※ 子ども料金は4歳以上から発生します

 

Komuterの乗車券はこんな感じ

 

チケット購入方法

購入方法は4つあります。

※ ①〜③は普通列車 Komuter のチケット購入方法
※ ④は全席指定の ETS のチケット購入方法

 

それぞれの購入方法を詳しく見ていきましょう。

子連れは、②か④の購入方法になります

 

① 券売機で購入する

パネルタッチ式の券売機で購入する方法です。

支払いはクレジットカードなどの電子決済のみ

現金で支払いたいなら、窓口での購入になります。

また、券売機で子どものチケットは購入できません。(詳しくは後述)

 

購入方法を順番に見ていきましょう。

1.真ん中の「Komuter Utara」をタップ

 

2.言語を選択。マレー語か英語のみ

 

3.「Purchase Ticket」をタップ

 

4.乗車する路線をタップ(タップすると黄色に変わる)

 

5.選んだ路線から、目的の駅をタップ

 

6.必要枚数をタップ

ここで、子どもの枚数を入力することはできますが、IDカードの入力を求められて先に進めなくなります。

このIDカードはマレーシアの身分証のようです。パスポートではできません。

7.クレジットカードなどの電子決済で購入する

 

このように、大人のみなら券売機での購入が可能です。

 

② 窓口で購入する

Komuterの子どもチケットは、窓口でしか購入できません。

全席指定のETSは、値段がKomuterの3倍以上します。
乗車時間も20分短いくらいなので、Komuterチケットで十分とは思います。

出発の30分前には窓口は開いています。

列車のない時間や昼休みは閉まっているので注意しましょう。

子ども料金は4歳から発生します。

「大人何枚、子ども何枚」と、必要枚数を伝えて購入すればOK。

支払い方法は、現金でもクレジットカードでもどちらでも可能です。

 

③ クレジットカードのタッチ決済で改札を通る

タッチ決済できるクレジットカードなら、チケットを買わずにそのままタッチして改札を通過できます。

大人だけなら、この方法が1番便利!

でも子どもはできないので、窓口での購入になります。

 

④ 事前にネットやアプリで購入する(ETS)

全席指定のETSという列車に乗る場合は、子どものチケットも購入可能です。

KTMB(マレー鉄道)のホームページやアプリからチケットを購入します。

▼ アプリのダウンロードはこちら ▼

購入すると表示されるQRコードを改札でスキャンすれば通過できます。

 



 

時刻表

普通列車のKomuterは、毎日10本の列車が運行しています。

朝夕のは間隔が短いですが、昼間は2時間間隔の運行です。

1本乗り遅れると、かなり待つことになるので注意してください。

最新の時刻表はKTMB(マレー鉄道)の公式サイトで確認できます。

 

Komuter【バタワース → イポー】

列車番号 バタワース発 Bukit Mertajam イポー着
2901 5:30 5:41 7:26
2903 6:00 6:11 7:56
2905 7:00 7:11 8:56
2907 9:10 9:21 11:06
2909 12:10 12:21 14:11
2911 14:10 14:21 16:06
2913 16:10 16:21 18:06
2915 17:40 17:51 19:36
2917 18:25 18:36 20:21
2919 19:10 19:21 21:06

※ Bukit Mertajamは、国境のパダンベサール行き路線との分岐点

 

全席指定のETSは、毎日6本運行しています。

ETS【バタワース → イポー】

列車番号 グレード バタワース発 イポー着
9171 BUSINESS /
PLATINUM
5:15 6:55
9173 BUSINESS /
PLATINUM
6:20 8:00
9321 GOLD 7:50 9:34
9175 BUSINESS /
PLATINUM
12:45 14:25
9177 BUSINESS /
PLATINUM
16:05 17:45
9179 BUSINESS /
PLATINUM
18:45 20:25

 

乗車方法

チケットのQRコードを改札でスキャンして通過します。

降りるときも改札でスキャンするので、チケットはなくさないように‼︎

タッチ決済できる改札なので、対象のクレジットカードを持っていればチケットを買わずに乗車もできます。

改札を通過したら、出発のプラットホームへ。

「イポー、イポー」と駅員さんが行き先を呼び込んでいるので分かりやすいです。

駅のモニターにも、行き先と発車時刻、出発ホームが表示されています。

列車はすでにホームに停車していますが、出発5分前になるまでドアは開きません。

列車と記念撮影したりして、開くまで待ちましょう。

 

2時間でイポーに到着

列車は予定時刻どおりに出発。

席はかなり空いていました。

上に荷物棚はないので、大きな荷物は車両の端にある荷物置き場に置きます。

バタワースから2駅目の「Bukit Mertajam(ブキッムルタジャム)」は乗り換え駅で、たくさんの人が乗ってきました。列車は満席に。

タイとの国境方面から来た人たちのようです。

各駅で乗客は少しずつ降りていき、「Taiping(タイピン)」という大きな街でたくさんの人が降りました。名前からして、中華系の人が興した街ですね。

イポーまでの2時間。わが家の列車での過ごし方は…

子どもたちはスマホタイム。

末っ子はいろんなものに興味を持って遊んでいました。

移動中、私はスマホでブログを書くことが多いです。

末っ子が起きていてスマホをなかなか触れないときは、聴き読して過ごしています。

 

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美しい駅舎の「イポー駅」

マレー鉄道一の美しさと言われる、イポー駅。

旧市街の中心にあり、観光にも便利な立地です。

イポーは美食の街と言われていて、グルメも楽しめます。

クアラルンプールやペナンから日帰りで来れるのもいいですね。

昔の駅舎を使っているので小さめですが、売店などはあります。

駅を出たところで、Grabなどの配車アプリを呼んでピックアップしてもらえるので便利。

駅の前から路線バスも何本か出ています。

駅の南には小さなバスターミナルもあるようです。

 



 

まとめ 子連れでバタワースからイポーへ

ペナン島の対岸にあるバタワースから、美食の街イポーまでの列車旅について紹介しました。

2時間の快適な列車旅、ぜひ楽しんでみてください♪

他のマレーシア列車旅については、こちら▼

【列車で楽々!子連れマレーシア旅ガイド】①パダンべサールからバタワースへタイから国際列車で国境を越えて、さらにバタワースまで向かいます。 国際列車の国境越えについて、詳しくはこちらをご覧ください▼ ...