マレーシアの列車は安くて快適なので、子連れ旅におすすめです。
この記事では、バタワースからイポーまで列車移動した内容についてまとめました。
これから旅行する方のお役に立てば嬉しいです。
他のマレーシア列車旅については、こちら▼
各交通手段のターミナル「バタワース駅」
バタワース駅の詳細については、こちらをご覧ください。
鉄道、フェリー、バスのターミナル駅で、ショッピングモールに直結。とても便利な場所です。
チケット料金
バタワースからイポーまでは、2種類の列車が運行しています。
- Komuter(コミューター)
普通列車で本数が多い。値段が安い。乗車時間2時間。
- ETS
全席指定で本数が少ない。値段は高い。乗車時間1時間40分。
【バタワース→イポー 料金表】
Komuter | Gold | Platinum | |
大人 | RM12.8 (413円) |
RM34 (1,098円) |
RM43 (1,324円) |
子ども | RM6.4 (207円) |
RM17 (549円) |
RM21.5 (694円) |
※ ETSは「Gold」と「Platinum」のグレードがある
※ 子ども料金は4歳以上から発生します
Komuterの乗車券はこんな感じ
チケット購入方法
購入方法は4つあります。
※ ①〜③は普通列車 Komuter のチケット購入方法
※ ④は全席指定の ETS のチケット購入方法
それぞれの購入方法を詳しく見ていきましょう。
子連れは、②か④の購入方法になります
① 券売機で購入する
パネルタッチ式の券売機で購入する方法です。
支払いはクレジットカードなどの電子決済のみ。
現金で支払いたいなら、窓口での購入になります。
また、券売機で子どものチケットは購入できません。(詳しくは後述)
購入方法を順番に見ていきましょう。
1.真ん中の「Komuter Utara」をタップ
2.言語を選択。マレー語か英語のみ
3.「Purchase Ticket」をタップ
4.乗車する路線をタップ(タップすると黄色に変わる)
5.選んだ路線から、目的の駅をタップ
6.必要枚数をタップ
ここで、子どもの枚数を入力することはできますが、IDカードの入力を求められて先に進めなくなります。
このIDカードはマレーシアの身分証のようです。パスポートではできません。
7.クレジットカードなどの電子決済で購入する
このように、大人のみなら券売機での購入が可能です。
② 窓口で購入する
Komuterの子どもチケットは、窓口でしか購入できません。
全席指定のETSは、値段がKomuterの3倍以上します。
乗車時間も20分短いくらいなので、Komuterチケットで十分とは思います。
出発の30分前には窓口は開いています。
列車のない時間や昼休みは閉まっているので注意しましょう。
子ども料金は4歳から発生します。
「大人何枚、子ども何枚」と、必要枚数を伝えて購入すればOK。
支払い方法は、現金でもクレジットカードでもどちらでも可能です。
③ クレジットカードのタッチ決済で改札を通る
タッチ決済できるクレジットカードなら、チケットを買わずにそのままタッチして改札を通過できます。
大人だけなら、この方法が1番便利!
でも子どもはできないので、窓口での購入になります。
④ 事前にネットやアプリで購入する(ETS)
全席指定のETSという列車に乗る場合は、子どものチケットも購入可能です。
KTMB(マレー鉄道)のホームページやアプリからチケットを購入します。
▼ アプリのダウンロードはこちら ▼
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購入すると表示されるQRコードを改札でスキャンすれば通過できます。
時刻表
普通列車のKomuterは、毎日10本の列車が運行しています。
朝夕のは間隔が短いですが、昼間は2時間間隔の運行です。
1本乗り遅れると、かなり待つことになるので注意してください。
最新の時刻表はKTMB(マレー鉄道)の公式サイトで確認できます。
Komuter【バタワース → イポー】
列車番号 | バタワース発 | Bukit Mertajam | イポー着 |
2901 | 5:30 | 5:41 | 7:26 |
2903 | 6:00 | 6:11 | 7:56 |
2905 | 7:00 | 7:11 | 8:56 |
2907 | 9:10 | 9:21 | 11:06 |
2909 | 12:10 | 12:21 | 14:11 |
2911 | 14:10 | 14:21 | 16:06 |
2913 | 16:10 | 16:21 | 18:06 |
2915 | 17:40 | 17:51 | 19:36 |
2917 | 18:25 | 18:36 | 20:21 |
2919 | 19:10 | 19:21 | 21:06 |
※ Bukit Mertajamは、国境のパダンベサール行き路線との分岐点
全席指定のETSは、毎日6本運行しています。
ETS【バタワース → イポー】
列車番号 | グレード | バタワース発 | イポー着 |
9171 | BUSINESS / PLATINUM |
5:15 | 6:55 |
9173 | BUSINESS / PLATINUM |
6:20 | 8:00 |
9321 | GOLD | 7:50 | 9:34 |
9175 | BUSINESS / PLATINUM |
12:45 | 14:25 |
9177 | BUSINESS / PLATINUM |
16:05 | 17:45 |
9179 | BUSINESS / PLATINUM |
18:45 | 20:25 |
乗車方法
チケットのQRコードを改札でスキャンして通過します。
降りるときも改札でスキャンするので、チケットはなくさないように‼︎
タッチ決済できる改札なので、対象のクレジットカードを持っていればチケットを買わずに乗車もできます。
改札を通過したら、出発のプラットホームへ。
「イポー、イポー」と駅員さんが行き先を呼び込んでいるので分かりやすいです。
駅のモニターにも、行き先と発車時刻、出発ホームが表示されています。
列車はすでにホームに停車していますが、出発5分前になるまでドアは開きません。
列車と記念撮影したりして、開くまで待ちましょう。
2時間でイポーに到着
列車は予定時刻どおりに出発。
席はかなり空いていました。
上に荷物棚はないので、大きな荷物は車両の端にある荷物置き場に置きます。
バタワースから2駅目の「Bukit Mertajam(ブキッムルタジャム)」は乗り換え駅で、たくさんの人が乗ってきました。列車は満席に。
タイとの国境方面から来た人たちのようです。
各駅で乗客は少しずつ降りていき、「Taiping(タイピン)」という大きな街でたくさんの人が降りました。名前からして、中華系の人が興した街ですね。
イポーまでの2時間。わが家の列車での過ごし方は…
子どもたちはスマホタイム。
末っ子はいろんなものに興味を持って遊んでいました。
移動中、私はスマホでブログを書くことが多いです。
末っ子が起きていてスマホをなかなか触れないときは、聴き読して過ごしています。
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美しい駅舎の「イポー駅」
マレー鉄道一の美しさと言われる、イポー駅。
旧市街の中心にあり、観光にも便利な立地です。
イポーは美食の街と言われていて、グルメも楽しめます。
クアラルンプールやペナンから日帰りで来れるのもいいですね。
昔の駅舎を使っているので小さめですが、売店などはあります。
駅を出たところで、Grabなどの配車アプリを呼んでピックアップしてもらえるので便利。
駅の前から路線バスも何本か出ています。
駅の南には小さなバスターミナルもあるようです。
まとめ 子連れでバタワースからイポーへ
ペナン島の対岸にあるバタワースから、美食の街イポーまでの列車旅について紹介しました。
2時間の快適な列車旅、ぜひ楽しんでみてください♪
他のマレーシア列車旅については、こちら▼