旅ガイド

【中国子連れ旅】敦煌「莫高窟」完全ガイド!アクセス・チケット購入・子連れの注意点まで

シルクロードの街、敦煌の見どころの1つは「莫高窟」

1ヶ月の中国シルクロード旅で、家族で行ってきました。(私たちはツアーを利用せずに個人で行きました)

この記事では、莫高窟への行き方や料金、注意点などを詳しくご紹介します。

莫高窟とは?

中国で最大規模の石窟寺院で、世界遺産にも登録されています。

4世紀から約1000年にわたって掘られ続け、精巧な仏像や壁画が数百も残っています。

シルクロードの交易と文化交流の歴史を物語る貴重な遺跡です。

シルクロード旅をするわが家としては、絶対に見ておきたい場所!

チケット購入方法と料金

外国人は、莫高窟のチケットをオンラインで購入することはできません。

「数字展示中心(デジタル展示センター)」のチケット窓口で当日購入します。

場所はこちら▼


※ 高徳地図で「数字展示中心」と検索するとヒットします

駐車場から見える大きな建物と向かい合うように、チケット窓口があります。

私たちは有人の窓口で購入しました。中国の人たちは自動券売機で買っている人たちも多かったです。

窓口ではパスポートを見せてチケットを購入します。外国人と分かると、英語対応してくれました。

4月中旬の平日10時半ごろに購入して、11時半開始のチケットになりました(入場は30分前から)。

観光シーズンの夏(6〜8月)はかなり混雑するようです。午前中に行かないとチケットが完売することもあるとか。

外国人のチケット料金は以下のようになります。

  • 6歳以上は一律258元(5,905円)
  • 4〜5歳は20元(458円)
  • 4歳未満は無料

映像鑑賞やシャトルバスでの移動、莫高窟の観覧、すべて込みの価格です。

支払いはクレジットカード、現金、QRコード(WeChat Pay、Alipay)どれでも可能です。

私たちは個人で行ったので窓口購入でしたが、ツアーのチケットであれば「Trip.com」や「Klook」でも購入可能です。

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莫高窟への行き方

莫高窟へのアクセスを詳しくご紹介します。

まずは「数字展示中心」へ

莫高窟へ直接行くことはできないので、まず「数字展示中心(デジタル展示センター)」という場所へ向かいます。


※ 高徳地図で「数字展示中心」と検索するとヒットします

敦煌市内からタクシーに乗って10分ほどで到着。

曲線の美しい建物が「数字展示中心(デジタル展示センター)」です。

チケットに記載された「参观时间(参観時間)」に合わせて入口に並びます。
※ チケット購入方法については「チケット購入方法と料金」を確認してください

チケット 入口

入場時間まで休憩する場所や売店、トイレなどもあります。

私たちは11:30が参観時間でしたが、11時前に入口へ行ってチケットを見せると通してくれました。閑散期なので緩かったのかもしれません。

出発前に映像鑑賞

入場したら右手に進み、シアターの中に入ります。バギーは外に置いておくように言われました。

入口で外国人は翻訳機を貸してもらえます。8歳長男、5歳次男の分も貸してもらえました。

日本語は2番

席は自由で、係員の指示で順番につめて座る感じでした。

1つ目の映像は、敦煌や莫高窟の歴史を映画のように見せてくれます。迫力ある映像で、お金かけててさすがでした。

日本語が流れない部分もありましたが、だいたいの話は理解できました。

映像が終わると次のシアターに移動します。

2つ目の映像は、莫高窟の見どころについて詳しく解説してくれます。

ものすごく分かりやすくて、事前の下調べしなくてもこの映像見れば莫高窟が楽しめるくらいです。

2つの映像は、10分ずつくらいの長さでした。

莫高窟へ移動

2つの映像を鑑賞し終わったら、外に出てシャトルバスに乗って莫高窟へ向かいます。

バギーはバスの下のトランクに入れます。

順番に並んで乗り込み、満席になったらバスは出発します。

20分ほど走って、莫高窟に到着しました。

道の向こうに莫高窟が見えてくる

莫高窟を鑑賞

シャトルバスを降りて橋を渡ると、莫高窟は目の前です。

莫高窟の全体感は、このようになっています▼

人の流れに合わせてどんどん進んで行きましょう。

たくさんの石窟を右手に見ながら、入口ゲートまで進みます。

石窟を見るには、ガイドの同行が必要です。自由に見てまわることはできません。

ガイド料もチケット料金に含まれているので、追加料金は発生しないので安心してください。

中国人観光客は十数人のグループになって、ガイドが1人付きます。

外国人は国籍を聞かれ、外国語が話せるガイドと一緒に見てまわります。英語、ドイツ語、フランス語などの主要言語はガイドさんがいるそうです。

日本語ガイドさんもいたので、私たち家族に付いてもらいました。

ガイドさんと一緒に見てまわる

20〜30年前にはたくさんいた日本語ガイドも、最近は数人しかいないそうです。

反対に国内観光客が増えて、夏のピークの混雑がものすごい、とのことでした。中国の経済発展を物語るエピソードですね。

莫高窟には、700以上の石窟があります。

公開されているのは、ほんの一部だけ。その中で見られるのは8カ所くらいです。

全員が同じ石窟を見るわけではなく、どの石窟を見るかは、ガイドさんの裁量で決められます。

もしどうしても見たい石窟があるなら、ガイドさんに相談すると見せてくれるかもしれません。

私たちは特にこだわりなかったので、完全にガイドさんにお任せでまわりました。

ちなみに、追加料金を払えば、特別屈を見学することもできます。

特別屈とは

  • 一般入場券では入れない貴重な石窟
  • 1洞あたり200元(4,000円)前後の追加料金が必要
  • 当日先着順・現地購入のみで事前予約不可
    オンシーズン(6〜8月)は売り切れてしまうので、早めの購入がおすすめ

ガイドさんから案内されましたが、どうしても見たい特別屈があるわけではないので遠慮しました。

 

さて、莫高窟の一般公開屈の見学に話を戻します。

私たちがまず最初に見たのが、「九层楼(九層楼)」です。

莫高窟のシンボルとなっている建物です。石窟にはすべて番号がふられていて、九層楼は第96窟になります。

石窟はすべて扉に鍵がかかっているので、ガイドさんが開けて中に入ります。

九層楼の中には、弥勒菩薩坐像という高さ約35.5メートルもある巨大な仏像が鎮座しています。中国最大級の石窟仏の1つだそうです。

石窟の中は撮影禁止です。真っ暗なので、ガイドさんのライトを頼りに仏像や壁画を鑑賞します。

仏像がどうやって造られたか、いつの時代にどの部分が修理されて、オリジナルはこの部分しか残っていない、など。ガイドさんが詳しく解説してくれました。

4月の閑散期で空いていたので、ゆっくり貸切で鑑賞できてよかったです。

 

そのあとも順番に石窟を見て回ります。

小さい子ども連れでバギーも持っていたので、上層階の石窟へは行かず、低層の石窟だけをガイドさんは選んでくれたようです。

しっかり整備されている莫高窟

こんな小さな石窟もある

石窟の多くは個人や団体が寄進したもので、寄進した人たちの肖像画も描かれていておもしろかったです。

漢民族以外にソグド人(ペルシャ系)やウイグル人なども寄進していたようで、服装の違いでどの民族か分かるそうです。

敦煌のシンボルである、反弾琵琶や飛天(仙女)も生で見れました。

これは、街のあちこちにある反弾琵琶のレリーフ

反弾琵琶とは、頭のうしろに琵琶を抱えて弾く仙女のことです。まるで、超絶技巧で演奏するロックスターのような姿。

乾燥した気候のおかげで、1,000年以上前の色あざやかな壁画や仏像が保存状態よく残っています。

いや〜、実際に見れて本当に感動です!!

私たち家族だけで回れたので、ゆっくりじっくり鑑賞できて大満足でした。

とはいえ、小さい子ども連れなので、いろいろ気をつけて行動しました。具体的には以下の内容です。

  • 中で騒いだり触ったりしないように注意する
  • 退屈するので、子どもたちは石窟の外で待機。大人が交代で中に入って鑑賞する

飽きてきた子どもたちは石窟の外で待機

石窟を見終わったら、ガイドさんと出口から出ます。

石窟を自由に見て回ることはできないので、外に出るまでガイドさんと一緒に行動します。

 

ガイドさんにお礼を言って別れたら、九层楼や大牌坊、小牌坊という門で記念撮影をしました。

そして橋を渡って「陈列中心(陳列センター)」へ。

ここもチケット料金に含まれているので、追加料金なしで見ることができます。

内容は、莫高窟に関する展示です。

中国語のみの表記なので、翻訳アプリのカメラを使うと理解しやすいです。

この陳列センターでは、石窟の中を精度高く再現したものがいくつかあります。

実際の石窟内は撮影禁止なので、ここで思う存分写真を取ることができます。

大きさ、色彩などを忠実に再現している

わが家は陳列センターだけを見学しましたが、他に

  • 院史陈列馆
    (敦煌研究院の歴史や保護に関する展示)
  • 藏经洞陈列馆
    (石窟で発見された大量の文書に関する展示)

という陳列館も追加料金なしで見学できます。

莫高窟の敷地内には、レストラン、売店、トイレも揃っているので、1日じっくり鑑賞して過ごすことも可能です。

敦煌市内へ戻る

帰りはまたシャトルバスに乗って、「数字展示中心(デジタル展示センター)」に戻ります。

「数字展示中心(デジタル展示センター)」から敦煌市内へはタクシーで戻ります。

わが家は駐車場で会ったドライバーさんに乗せてもらって帰りました。

値段は20元(411円)と乗る前に提示され、安かったので即決でした。(行きは配車アプリDiDiで25元。値段交渉はDiDiを参考にすると、ぼられません)

外国人慣れしているドライバーさんが多く、英語や日本語をカタコトで話す人たちもいました。

とはいえ、目的地を口頭で伝えるのは難しいものです。値段交渉などが面倒であれば、DiDiで車を呼びましょう。

まとめ 敦煌「莫高窟」完全ガイド

シルクロード旅をするなら、「絶対に訪れたい!」と思っていた、莫高窟。生で鑑賞できて、大満足でした。

わが家はツアーを利用せずに、個人で行きました。子連れなので、ツアーだと自分たちのペースでまわれないからです。

これから個人で行く方たちが分かりやすいように、詳しくまとめたので、この記事が参考になれば嬉しいです。