南インドの食文化の影響が大きい、スリランカ。
日本人の口に合いやすいマイルドな味と言われますが、子どもにとってはやっぱり辛いものが多いです。
子ども3人とスリランカを1ヶ月旅してみた経験から、子どもと一緒に食べられる、おすすめの食べ物をご紹介します。
Roti(ロティ)
ロティは、小麦粉の生地を薄くのばして焼いた、もっちりしたパンのような食べ物です。
東南アジアでは、砂糖やコンデンスミルクをたっぷりかけたスイーツとしてロティが売られています。
スリランカでは、主食としてカレーと一緒に食べます。
シンプルな味で、もちもちして美味しい!
朝食にもロティ。バターやジャムを塗って食べるのも美味しい。
カレーなどの辛いものが食べられない子どもたちが、喜んで食べていました。
とりあえずロティを注文すれば、子どもの空腹を満たせて便利でした。
Kottu(コトゥー)
Roti(ロティ)を細かく切って、野菜や肉と混ぜ合わせて味付けしたものをKottu(コトゥー)と言います。
パスタのようなもちもち食感で、美味しい。
野菜や肉も一緒に食べられるので、親としては助かる料理です。
「Cheese Kottu(チーズ コトゥー)」にするとカルボナーラっぽくて、子どもはより食べやすいかも。
子ども用に注文するときは「No chili」と伝えましょう
ちなみに、ロティを粗く切ったものをDolphin(ドルフィン)と言います。
イルカのヒレみたいだからでしょうか。
コトゥーに比べて、ロティの主張が強くて噛みごたえがあります。
食べ比べてみるのも楽しいですよー。
フィッシュロール
どの飲食店でも見かけるくらいの超メジャーなスリランカフード、フィッシュロール。
魚や野菜などの具材を小麦粉の生地で包んで、揚げたものです。
スパイスの味はしますが、あまり辛くありません。(店にもよるかもしれませんが…)
パンと一緒に必ず売られているフィッシュロール |
そのままで食べても十分美味しいですが、おすすめはケチャップをつけて食べることです。
ケチャップの大ボトルがテーブルに必ず置かれています。
ナゲットの感覚で、子どもたちは喜んで食べていました。
サンドイッチ
スリランカに来て驚いたのが、サンドイッチがたくさんあって美味しいこと。
私の中では、ベトナムに次いでサンドイッチが美味しい国になりました。(バインミーは不動の1位)
サンドイッチは、街中の商店ですぐに買うことができます。
スパイシーな味付けではないので、子どもでも食べやすいです。
- サンドイッチ
ベーシックな卵サンド、フィッシュサンド、ボリューム満点のサンドイッチ、など。
お手頃価格で、すぐにお腹を満たせるのが子連れにはありがたい。
大人の顔くらいあるビッグサンドイッチは330円。安くて美味しい |
- クラブサンド
少しお値段はしますが、ボリューム満点で間違いなく美味しい。
- サブマリーン
潜水艦のように大きなパンに、野菜や肉がたっぷり入っています。
チャーハン
飲食店のメニューに必ずある「Fried Rice(チャーハン)」。
これを注文すれば、まず間違いありません。
みじん切りにした野菜もたっぷり入っていて、親としてはありがたい。
何より、スリランカのチャーハンは美味しいです。
1ヶ月間あちこちの飲食店や屋台で毎日のように食べましたが、どこで食べても美味しい!(チャーハンなんて不味くなりようがない、と思ったかもしれません。でも、チャーハンが美味しくない国もあるんですよ。ベトナムとか…)
子ども用に注文するときは「No chili」と伝えましょう。
伝えないと、唐辛子がつけられたり、混ぜ込まれたりします。
南国フルーツ
子どもたちが大好きなフルーツ。
バナナ、マンゴー、パイナップル、パパイヤ、スイカ、…などなど。
スリランカでは、現地で穫れるフルーツをお手頃価格で食べられます。
パパイヤ150円、スイカ99円、スターフルーツ61円、ランブータン27円、バナナ125円
スーパーや露店で売られているものは、お店によってはカットしてくれるので助かります。
わが家は包丁を持参していたので、自分でカットしました。
日本では食べ慣れないパッションフルーツ。
もしかすると子どもは食べないかもしれません。
でも、定番のバナナはどこでも手に入るので重宝しました。
まとめ 子どもと食べたいスリランカおすすめグルメ
海外の子連れ旅では、子どもが食べられるものを探すのがけっこうたいへんです。
馴染みのないものや、スパイスが少しでも入っているものはイヤがったりします。
いろいろ試してみた中で、子どもがよく食べたものをご紹介しました。
子どもそれぞれ好みは違うと思いますが、スリランカ旅を楽しむ参考になれば嬉しいです。