2024年8月、カトマンズのトリブバン国際空港からネパールに入国しました。
アライバルビザ、SIMカード、両替、配車アプリなど、詳しい情報をご紹介します。
これからネパール入国するときの参考になれば嬉しいです。
この記事は、わが家が実際にやってみた内容をもとに作成しています。
情報は、ネパールや個人の状況によって変わる場合もありますので、ご了承ください。
ネパールのビザ申請
世界最強と言われる日本のパスポートでも、ネパールへ入国するにはビザ申請が必要です。
わが家は、アライバルビザで入国しました。
詳しいやり方や注意点をまとめた記事はこちら▼
ネパールビザ取得の全体像を知るには、こちら(リンク)の記事が分かりやすくておすすめです。
ネパールのSIMカード購入方法は?
カトマンズのトリブバン国際空港で、SIMカードを購入するのが便利で簡単です。
eSIMより値段もお手頃でした。
トリブバン国際空港にある、ネパールの大手通信会社「Ncell」のカウンターで購入します。
2024年8月時点の料金表は、以下のようになっていました。
《 Ncell 料金表 》
有効日数 | データ | 料金 | 通話 |
7日 | 12GB | 400ルピー (440円) |
399分 |
28日 | 26GB | 600ルピー (660円) |
599分 |
28日 | 60GB | 1,000ルピー (1,100円) |
無制限 |
28日 | 115GB | 1,500ルピー (1,650円) |
無制限 |
※ 通話は国内電話のみ有効。
※ 別途SIMカード代100ルピー(110円)が必要。
※ 証明写真がない場合は別途撮影代50ルピー(55円)が必要。
- どのプランにするか伝え、パスポートを渡す
Ncell料金表からプランを選びます。
- 本人確認の写真撮影
撮影代は50ルピー(55円)。その場でパッと写真を撮られます。
もし証明写真を持っていれば、撮影は不要です。
- 料金を支払い、SIMカードを受け取る
支払いは現金(ネパールルピー)のみでした。
ドルやインドルピーでは支払いできません。
両替かATMで、ネパールルピーを用意しましょう。
※ 両替とATMについては後述の「ネパールで両替するなら?使えるATMは?」を参考にしてください。
SIMカードを受け取ったら、あとは差し込んで設定するだけです。
スマホの言語を英語に設定しておいて、アクティベートまでスタッフの方にお願いしてやってもらうとスムーズです。
「Could you set up SIM card?」という感じで。
英語はめちゃ通じるので、ネパール語しゃべれなくても大丈夫です。
ちなみに、預け荷物を受け取ってすぐの場所にあるNcellカウンターは激混みです。
しばらく先に進んだところにも2箇所Ncellカウンターがあります。
空いているこちらで手続きするのが、良さそうです。
わが家は激混みのところでやって、なんだかんだ30分ほどかかりました。
(購入自体はすぐ終わったのですが、ダブルSIMのせいか設定がうまくできず、使えるまで時間がかかりました)
ネパールで両替するなら?使えるATMは?
SIMカードを買ったり、タクシーやバスに乗ったりするには、ネパールルピーが現金で必要です。
空港内の両替やATMについてご紹介します。
順番に見ていきましょう。
空港内で両替
空港内に両替所はいくつもあります。
レートはどこでも同じです。
わが家の入国時で、1万円が8,930ルピーでした。
以下の通貨は、両替不可です。
- インドルピー
- バングラデシュタカ
- トルコリラ
- オマーンリラ
インドから入国したわが家は、インドルピーをネパールで両替しようと思っていたのですが両替不可でした。
またインドに戻る予定なのでよかったですが…。
街中にも両替所はありますが、レートは空港のほうがよかったです。
空港内で使えるATM
日本のクレジットカードで出金できたATMを共有します。
- NIMB(Nepal Investment Mega Bank)
空港の出口近くの2階にあります
- Himalayan Bank
- NABIL BANK
外への出口付近の1階には、ATMが並んでいます。
その中でわが家がやってみて、引き出せたATMは上記2つです。
その他の「KUMARI BANK」「standard chartered」「EVEREST BANK」は試していないので分かりません。
- Siddhartha Bank
空港にはありませんが、街中にあったATMで日本のクレカを使って出金できました。
出金できなかったATM
空港内で出金できなかったATMも共有しておきます。
- ビザ支払いカウンター横のATM
見るからに日本のクレカを受付なさそうなATM。案の定ダメでした。
- Global IME Bank
預け荷物受取レーンのそばのATM。ビザ、マスターの表記ありますが使えませんでした。
- NMB Bank
空港内で最初のほうに見かけるATM。ビザ、マスターの表記ありますが使えませんでした。
- NEPAL SBI BANK
空港内ではなく、街中にあるATMでやってみましたが、出金できませんでした。
ネパールで使える配車アプリは?
使える配車アプリは、「Pathao(パタオ)」と「inDrive(インドライブ)」の2つ。
Pathaoの登録にはネパールの電話番号が必要です。
SIMカードを購入したら、さっそく登録して使うことができます。
inDriveは日本の電話番号で登録可能です。
事前に登録しておくと、すぐに使えて便利です。
2つのアプリを実際に使ってみて、料金や操作性などを比較しました▼
補足:空港で逆戻りはできない
これは世界的に当たり前なのでしょうか?
(わが家は飛行機をあまり利用しないのでよく分かりませんが…)
ちょっと違和感があったので、補足で共有します。
トリブバン国際空港は、預け荷物受取レーンを出ると、両替所やSIMカード販売所などが通路沿いに続いています。
この通路は一方通行で、逆戻りはできません。
(セキュリティの人に止められます)
SIMカードの手続き中に、長男がトイレに行きたいと言うので、通路を通り1階のトイレに行きました。
さぁ、戻ろうとすると「2階には戻れない」とスタッフに止められます。
「トイレに来ただけやし、家族がまだ2階の店で待ってるねん」
と説明しても「できない」の一点張り。
スマホで連絡しようにも、まだSIMカード手続き中だし、空港のWi-Fiには接続できないしで困りました。
結局、勝手に階段のぼって通路を戻りました…。
トイレは預け荷物受取レーンのところにもあるのですが、そちらに逆戻りするのはOKのようです。謎…。
通路への逆戻りは無理でも、預け荷物受取レーンへの逆戻りはOKの謎 |
とにかく、通路を自由に行き来できるわけではないので、複数人で入国する場合はバラバラにならないように注意が必要です。
まとめ ネパール入国の不安を解決!
はじめての国だと、ビザや両替などいろいろ不安がありますよね。
ネパール入国の際に、わが家が戸惑ったり、困ったりしたことを中心に記事をまとめました。
少しでも不安が減って、ネパール旅を楽しむ助けになれば幸いです。