旅ガイド

【タイ子連れ旅】レンタカーする方法や注意点を紹介!

海外の旅先でも車に乗れると、行動範囲がグッと広がります。

タイは日本と同じ、右ハンドルの左側通行の国。

車が整然と走っているので、日本人にとっては運転しやすい環境です。

タイ子連れ旅で 車を4回借りた経験から、タイで車を借りる方法や注意点をご紹介します。

タイでレンタカーする方法

海外ではじめてレンタカーするのにおすすめなタイ。

車を借りる方法を具体的にご紹介していきます。

必要なものは?

レンタカーするときに必要なものは3つ。

  • パスポート
  • 国際運転免許証
  • 日本の運転免許証

国際運転免許証は、日本の運転免許センターで即日発行してもらえます。

警察署で発行すると、2週間ほどかかります

有効期限は1年。発行手数料は2,400円ほどです。

※ 現地の一部店舗では、国際運転免許証なしでも借りられることもあります。
  ただし、何かあった場合に海外旅行保険適用外になる可能性もあります。
  よく考えて自己判断でお願いします。

 

タイで車を借りる方法は2つ

タイでレンタカーをするやり方は、主に2つあります。

 

それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

オンラインで借りる 実店舗で借りる
  • 国際免許証が必要
  • チャイルドシートなどのオプションが豊富
  • クレジットカード払い
  • デポジットは後日返金
  • 国際免許証がなくても借りられる
  • チャイルドシートがない場合もある
  • 現金支払が多い
  • デポジットは即日返金

どちらも、価格差はそれほどありません。

それぞれの特徴を把握して、自分に合った方法で借りてみてください。

それぞれの具体的な方法を見ていきましょう。

 

オンラインで借りる

簡単で便利なのが、Webサイトやアプリで車を借りる方法です。

レンタカーショップのWebサイトにアクセスして、必要書類を添付すると予約できます。

Trip.com」や「Skyscaner」などの旅行代理店アプリでも借りることができます。

補償金(デポジット)は高めで、返金には1ヶ月ほどかかります

 



 

実店舗で借りる

現地に到着してから、店舗で車を借りることもできます。

現地で直接借りる場合、空港のカウンターホテルのフロントでレンタカーを手配してもらうのが1番簡単です。(この場合、国際免許証は必要)

この記事では、街中のレンタカーショップで借りる方法をご紹介します。

 

まず、最寄りのレンタカーショップを探します。

Googleマップで「レンタカー」と検索して、評価の良さそうな店を探しましょう。

日本語で検索して表示数が少ない場合は、

  • タイ語の「รถเช่า」
  • 英語の「rental car」

で検索すると表示数が増えます。

 

街中のレンタカーショップでは、

  • 日本の運転免許証
  • パスポート

この2つだけで車を借りられます。

国際運転免許証の提示は求められませんでした。

何かあった場合に海外旅行保険適用外になる可能性もあります。

よく考えて自己判断でお願いします。

 

わが家は2回、実店舗でレンタルしました。

それぞれ詳しくご紹介します。

 

《 チェンライでレンタカー 》

わが家が利用したのは、こちらのレンタカーショップ。

1日900バーツ(3,780円)で、2日借りました。

デポジット3,000バーツ(12,600円)。

支払いはすべて現金で、デポジットは返却時に返してくれます。

 

手続きは5分ほどで完了しました。以下の流れです。

  1. 身分証の確認

パスポートと日本の運転免許証を渡すと、店のおじさんがスマホで撮影します。

 

  1. 契約書の記入

店のおじさんが契約書にパスポートや免許証の内容を書き写してくれます。

95という数字を示して「Come back same」と言われました。
※ タイではガソリンの種類がさまざま。91と95がメジャーで、給油の種類を事前に教えてくれます。

ガソリンが満タンではなかったので、走行可能距離を同じくらいにして返却すればOKでした。

 

  1. 説明を受けてから、契約書にサインする

最後に夫がサインをしました。5分ほどで手続きは終了。

レンタカーの契約書

レンタカーで、チェンライからミャンマーやラオスの国境付近まで巡りました。

タイの幹線道路沿いには、セブンイレブンやトイレ付きのガソリンスタンドがあるので、遠出もしやすくて安心です。

 

《 ピサヌロークでレンタカー 》

わが家が利用したのは、こちらのレンタカーショップ。

1日800バーツ(3,360円)で、2日借りました。

デポジット3,000バーツ(12,600円)。

支払いはすべて現金で、デポジットは返却時に返してくれます。

少し古くて汚れてましたが、子連れには気楽に使えてよき

 

レンタカー屋さんと翻訳アプリを使いながらやり取りして契約しました。

契約書、パスポート、日本の運転免許証は写真に撮ってラインで送ってくれます。

無料でチャイルドシートもつけてもらえました。

ガソリンは満タンで引き渡されるので、満タンにして返します。
(ガスホールは91、と説明を受ける)

 

チャイルドシートを付けるなら大手を利用

小さい子ども連れなら、チャイルドシートは必須。

大手のレンタカーショップで借りると、付けてもらえます。

Trip.com」や「Skyscaner」などの大手旅行代理店アプリでもオプション選択が可能です。

借りるときに国際運転免許証が必要ない、街中の小さなレンタカーショップでは、チャイルドシートを用意していないこともあります。

十分に注意しましょう。

 

借りるときに車の写真を撮る

車を引き渡されるときに、車の状態を写真に残しておきましょう。

  • 車の前後左右にキズはないか?
  • タイヤの状態はどうか?
  • メーターの数字はどうなっているか?

海外では、言葉で十分なコミュニケーションが取れないことが多いです。

写真や動画に撮っておくと、万が一に問題が起きてしまったときに証拠を見せながら話すことができます。

 



 

タイで運転するときに注意すること

日本と同じ右ハンドル左側通行ですが、交通ルールでは違うところもあります。

正しい交通ルールを理解して、安全にドライブを楽しみましょう。

ここでは、特に重要な3つの注意点をご紹介します。

  1. 縁石の駐車禁止マークに注意
  2. いつでも左折できるところが多い
  3. Uターンを多用する

順番に見ていきましょう。

 

① 縁石の駐車禁止マークに注意

タイは路駐がしやすい国です。

ただし、縁石の駐車禁止マークを見逃さないようにしましょう。

気づかずに停めていると、外国人旅行者であっても駐禁をきられて罰金を請求されます

  • 赤と白のしましまは、駐車禁止

 

  • 黒と白のしましまは、一時停車のみOK

この2つのしましまがないところは、基本的に路駐しても大丈夫です。

出入口になっていないか、などよく周りを確認してから駐車しましょう。

 

② いつでも左折できるところが多い

タイでは、信号が赤でも左折可能な交差点が多いです。

ただし、矢印が表示される信号は、左折可の矢印が出てから曲がります。

それ以外は、赤信号であっても左右の安全を確認して左折することができます。

 

わが家は最初気づかずに、左折せず赤信号で停車していました。

でも、後ろからクラクションを鳴らされて催促されるということはなかったです。

「安全確認して、できるなら行ってもいいよ」ということなのでしょう。

もしくは、タイの人たちの心に余裕があって、停まっていても受け入れてくれていたのかも。

こういう雰囲気は、外国旅行者でも運転しやすいですね。

 

③ Uターンを多用する

タイの道では、右折できずに「Uターンして左折する」という場合がかなり多いです。

このため、思ったよりも到着まで時間がかかることもあります。

慣れないうちは、Googleマップのナビを頼りに、時間に余裕を持って運転しましょう。

右折できないところで、右折指示器を出して、後続車との事故にならないよう注意してください。

レンタカーが子連れにおすすめな理由

子連れでレンタカーを借りてよかったと思うのは、

  • 子どものペースに合わせて動ける
  • 時間や予定を調整しやすい
  • プライベート空間で移動できる

からです。

ツアーだと大人の集団に合わせて行動するので、小さい子ども連れはペースを合わせるのがたいへんです。

  • 朝早くの集合時間に間に合わなかったり
  • 急にトイレに行きたくなったり
  • 歩くのがゆっくりだったり …etc.

その点、レンタカーは子どもに合わせて行動できます。

出発時間を遅らせたり、子どもの状況に合わせて予定を変更したりすることも可能です。

また、家族だけのリラックスした空間で移動できるので、子どもたちも安心して過ごせます。

 



 

まとめ 車を借りてタイ子連れ旅を楽しもう

タイでレンタカーする方法についてご紹介しました。

わが家は、チェンライ、ピサヌローク、クラビ、バンコクで車を借りました。

レンタカーするなら、地方都市の周辺を観光するときに借りるのがおすすめです。

大都市のバンコクは、車が多いし渋滞がひどいので自分で車を運転するのは向きません。(わが家は、アユタヤに行くために借りました)

ぜひレンタカーに乗って、タイ旅行を楽しんでみてください♪